まいど、ソウジャ(創者 一客)イッカックです。
今回はちょっと
趣向を変えて
歴史の旅に出ましょう
東洋の原点
中国です
近代の中国(共産党)ではありません
その中華人民共和国や中華民国になる
まえの
時代に興味があるのです
もっと昔・昔
原初の北京原人がスタートした
・・・
考古学も面白いですけど
私的には歴史上でのできごとや
それにまつわる関連した
あれこれなどを
探るのがすきなんですけど
「教えて!goo」で
誰かが、上手いことを表現されたなあ
という内容がありました。
それは
「人文化学とは過去に向かうものであり、
社会科学とは未来にむかうものである」
という事は
わたしが「探りたい」ものは
歴史なのに
もう少し絞ってみると東洋史である
中国史
これが
未来にむかう社会科学になっています?
ほほう
ウィキペディアで調べましたら
ざっと
<以下、引用>
殷
周西周
東周春秋
戦国
秦
漢前漢
新
後漢
三国魏呉蜀
晋西晋
東晋十六国
南北朝宋北魏
斉
梁西魏東魏
陳北周北斉
隋
唐
周
五代十国
宋北宋遼西夏
南宋金
元
明北元
後金
清
<引用終わり>
ごめんなさい
歴史の時間を
思い出させてしまったかなぁ
よく、昔の先輩・偉人や
祖父さんなどから
発せられていた
ことばがあります。
歴史に学べ!
古典を親しむと良い
・・・
若い自分は、何を言ってるのか
意味が解かりませんでした。
「あぁー、教訓を学べってことだろー」
ぐらいにしか
思っていなかった。
ところが
人生
時間が経ち、様々な苦い
経験をする中で
ふと
「中国古典」という
単行本が眼に止まった
人間、辛く苦しいときほど
孤独であり
何かにすがりたい
読んでみた・・・
そこに書いてあったのは
時代を超えて
「厳しい現実を生きる」うえでの
大いに参考となる
・・・
「人間の苦悩や苦しみ悲しみ」
が記録された
なかに
先人の知恵がありました。
それに
触れた
瞬間に
固定観念というか
自分の殻に閉じこもった
考え方・思い方や行動が
・一方的だった
・狭かった
・偏っていた
・他人を思っていなかった
・陰湿だった
・奢っていた
・有頂天だった
・無礼だった
など等
この「中国古典」によって
学ばさせられた!
あるいは、非常に「共感」した
いや
省みることを
教えられました。
「人間の英知とも言える結晶」が
この
「中国古典」には
「知恵」として書かれています。
そして、その知恵を現代に持ってきて
「連想」することで
教訓とか
感動とか
習慣とか
何か得たいと思っています。
ということで
さて、今回から
「中国古典からの学び」を
ときどき
お話していきたいと思います。
今回は
__________________
歓楽極りて哀情多し、
(カンラクきわまりてアイジョウおおし)
少壮幾時ぞ老いを奈何せん
(ショウソウいくときぞ おいをいかんせん)
__________________
です。
【意味】
船内から笛や太鼓の音や舟歌が聞こえ、
歓喜極まる中、何故か哀しい気持ちになる。
若くて元気な時は後どれくらい続くのだろうか?
老いていく我が身をどうしようか、
どうすることもできない。
【あちらの言葉で】
「歓楽極兮哀情多
Huānlè jí xī āiqíng duō ,
少壮幾時兮奈老」
shàozhuàng jǐshí xī nài lǎo hé ?
これは漢の武帝が詠んだ詩の一節です。
その詩とは
「秋風辞」です。
ネットで見るとありました
動画
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【一口メモ】
武帝は
諡名(おくりな、死んだ後につける名前)であり
実は本名は劉徹(りゅうてつ)といいます。
16歳の若さで皇帝に即位し、
在位期間は54年と
中国史の中でも
清の康煕帝、乾隆帝に次ぐ
ナンバー3の長さです。
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さて、武帝は漢時代では、
全盛期の皇帝と記録があります。
皇帝なので、やりたい事は
何でもかんでも
できたのですね。
欲の限りを尽くして
宴
酒
女
余興
なんでも・・・
さぞ、楽しい極みだったことでしょう
歓喜極まる中、
何故か哀しい気持ちになる
予言めいています。
何でもそうなんですが
「やりすぎ」はいけません。
なにせ
後が怖いのです
「過ぎたるは、及ばざるが如し」
何事によらず過度は良くない
さしずめ、今の季節では
年末、年始での
「酒」
です。
さすが皇帝ともなると、わきまえておられた
ようです。
楽しみのかげにしのびよる
「魔」の世界
よく魔が差したといいますね。
その過度に過ぎた結果
「哀情」
がいかんともできなかった。
ー歓楽極りて哀情多し、ー
なんです。
歓楽極まって
最近、私の地元の近くで女性が酒気帯び運転で
追突事故を起こし、
男性1人が軽傷を負いました。
残念なことです。
つい、魔が差したとしか
思えません。
歓楽極まって
市民との信頼関係は
損なわれましたね!
たぶん彼女は
有頂天になるくらい、酒席を楽しんだに
違いありません。
また、新年会・忘年会で
終宴に近づいても、なおも
杯盤狼藉(はいばんろうぜき)状態
こんな状態で、
騒いで
まだ、飲んでいたり
喰い散らかして・・・
まるで
動物状態です。
これも、せっかくの年を愛でる
「寿」
が去ってしまいます。
日本人は粋に生きなくては
<前漢時代関係の歴史などについて、講義などの参考となる動画&サイトです>
では、また。