おはようございます。
建築物にたとえて、何でもみれば
分かることなのですが
大事なことがあります。
構造です。
力に耐える、「力」
構造物は、重力に対して耐えています。
その力
専門用語で「応力」と言います。
それから、構造体は
地震やその他の外部からの力にも耐えられるように
作られます。
また、内部に置かれる重量物の力にも
耐えるように作られています。
今回の熊本の大地震で、分かります。
場所にも拠りますが
この振動に耐えられた建物は
残っています。
また、継続的といえる「余震」でも
耐えていることで
残っている建物は貴重です。
この構造物でもっとも重要なものは
何だと思われますか?
◆見栄えの良い、カッコイイ家でしょうか
◆機能的で使いやすい間取りの家でしょうか
◆採光を重視した部屋が明るくなる家でしょうか
家を建てるに当たって
どのような家を建てるかに掛かっています。
時代に合った
時流に合った
生活に合った
目的に合った
地政に合った
様々な角度から検討され、選択され
建築設計がなされ
それに沿って
施工がなされるわけです。
先の東北大震災や今回の熊本地震で
倒壊した建物の多くは
震源地に近いこともありますが
「耐えられなかった」
の一言だと思います。
外部から大きな力が働いた場合
「継続的に耐える」
設計になっている必要があります。
建物が破壊することなく継続的に
安全に機能している構造体なのです。
それでは、いったい安全な構造物とは
どうゆうものでしょうか?
仮に建物が壊されないギリギリの外部からの力
に耐えている許容される構造体の力を
「許容応力」とします。
それとは、別に、これぐらいの外力に耐えられる
であろうとした基準選択で構造体に耐える力を
持たせます。
これを「基準応力」とします。
(参考:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10129573185)
そうすると
基準応力 > 許容応力
であれば、とりあえず
建物は残ります。
安全は確保されるはずです。
つまり
基準応力 ー 許容応力 >0
以上の考えは、なんにでも応用できそうです。
要するに「肝」は
「許容できる限度」とは?
・質的な部分は
・量的な部分は
いったい何処まで、許せるのか?
という認識を持つことです。
さらに、その確固たる
「許容できる限度」について
決まれば
あなたに於ける、安全度合いの
定義が決まります。
つまり、数値化で顕せば
安全率= 選択する基準/あなたの許容限度
これもまた、別な応用の見かたができます。
たとえば、あなたが選択する人生の
如何(いかん)によっては
あなたの安全が、脅かされる可能性が
あるということも
意味しています。

今回は、この辺でおしまいです。
では、また次回をおたのしみに