ズビグニュー・ブレジンスキー逝く

こんにちは、＼ソウジャ です。／
世界戦略家である、キッシンジャーと
並び称せられるほどの人間でした。

ザンビアの
ズビグニュー・ブレジンスキー
（Zbigniew Brzezinski）という人です。
2017/05/26に
バージニア州の病院で死亡したようです。
89歳でした。

以前、ジミー・カーター大統領の
国家安全保障顧問であり、

1970年代後半に
イランの人質危機とソ連の
アフガニスタン侵攻の仕掛け人です。

彼の前身である
ヘンリー・A・キッシンジャー氏と
同様に、ブレジンスキー氏は、
ホワイトハウスでの公務員訓練の
前後に、国際問題にかなりの
影響力を持つ外国人学者
（ポーランドの彼は
ドイツのキッシンジャー）でした。

数十年にわたるエッセイ、
インタビュー、テレビ出演では、
ドナルド・J・トランプ氏
（彼の選挙は支持しておらず、
外交政策の一貫性に欠けていた）を
含め、6回の連続政権を鋭く
見守っている。

ブレジンスキー氏は
名目上民主主義者であり、例えば、
不平等を和らげたアメリカの制度を
「貪欲」と呼んでいた。

彼は2003年にイラクの侵略に
対して警告する少数の
外交政策専門家の一人でした。

（まあ、これは表の顔、、）


しかし少なくとも1つの異なる
点で云えば・・・

彼はキッシンジャーと
リチャード・M・ニクソン大統領を
含む多くの共和党員の
右側に立っていた。

そして1977年に始まった
カーター氏の下での4年間、
アメリカの外交政策の多くの面で、
ソ連の拡大主義を抑えていた。。。

彼は、アフガニスタンの侵攻する
ソ連軍と戦っている
イスラム過激派の軍事援助で
数十億を支援した。

（実は彼がソ連をそそのかして
イスラム原理主義者らが
アフガンに侵攻していることを
見せつけたためだ）

また、彼は暗黙のうちに、
ベトナム軍のカンボジア侵攻で
中国共産党支援のポルポト派が
負け
ソビエト支持されている
ベトナム軍が勝利し
完全なソ連・ベトナム寄りの
政権となることを
避けるために、
残存のポル＝ポト派を
引き続き支持するよう奨励した。

1979年にベトナム、アフリカ、
キューバにおけるソ連の行動に
異議を唱え、
SALT II兵器条約の実施を
遅らせた。

そして、その年後半に
ソビエト連邦がアフガニスタンに
入ったとき、
4年後に記者会見で
指摘したように、
「冷戦は米国ソ連の議題から
消えた」と述べた。

ポーランドの貴族
（彼の名前はZ-BIG-nyehv breh-
ZHIHN-skeeと発音されています）
の子孫であるブレジンスキーは
目を痛め、
ポーランド人の強いアクセントを
付けて、ひどく威圧的な
人物でした。
ワシントンはすぐに鋭い肘も
持っていることを学びました。
彼は脚光を浴び、外交政策の公式
スポークスマン、
サイラス・R・ヴァンス国務長官を
凍結させ、最終的に
ヴァンス氏の辞任につながった
紛争を引き起こした。

ヴァンス氏は米国、中国、ソ連の
間で「三角形」の電力収支政策を
支持していた
ニクソン・キッシンジャーの方針を
支持していたが、
一方、ブレジンスキーはそのような
「曲芸」を軽視した。
彼は、代わりに、モスクワとの
関係や、中国との関係において、
意図的な「戦略的悪化」と
呼んだものを提唱した。
つまり、中国とソ連とを
仲違いさせることで
ソ連の崩壊を望んでいたと思われる。。

と、まあブレジンスキーが絡む
国家的戦略がこれまで、いくつか
米国で行われてきたということですが

彼の活動のベクトル先は・・・

彼の祖国はポーランドでした。
ポーランドといえば
旧ソ連からの侵攻があった。。

ソ連が憎くて、しょうがなかった。。。


冷戦構造が終焉したと同時に米国が
その要であった「ロシア」を
征服支配できなかったことで
悔しがっている、、、

・・・もう

ロシア＝憎いソ連
と思っていること自体、卆わっている。
彼の活躍の時代は
冷戦とともに終わったとしか思えません。

さて、そこで
またもや、
世界戦略家である、キッシンジャーの
存在が、地政学上で、これまた最重要に
なってきている。

それは、
習近平、トランプ、プーチン、金正恩らが
地政学的に、これからどのように
政治・経済・軍事のパワーバランスを
取っていくかは

キッシンジャーの今後の動向を
ウォッチしていく必要がある。

ただ、現在の世界情勢は
様々な陰謀や地下組織の活動で
この地球は「混沌化」しつつあると
考えられ、ある意味、無秩序＝エントロピー増大

ということは
創世記の時期へ戻る？　イメージ？

混乱の時代に有って
真世界秩序になるのか
心世界秩序？
珍世界秩序？

新世界秩序だけは、勘弁してくれ！

俺は、家畜にはなりたくないぜよ。

では、また。